山本住職のシルクロード体験記
第3章 (第5部)
敦煌(トンコウ)市街地散策
(現地2005年6月6日)

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甘粛省敦煌(トンコウ)DUNHUANG
玉門関周辺

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  やっと玉門関を紹介いたします。
  少し説明を戻しますが、玉門関は敦煌市の西北約100kmにあります。市内から30分ほど幹線道路を走り、そこからの道路は、有料です。話しによると、ガイド運転手は無料ですが、その他の乗客が課金されます。ですから、タクシーやミニバスを貸しきりで使っても、同じことが言えます。

  漢の時代(紀元前206−紀元220年)に武帝が設立された関所。
この地から西が「西域」になります。

  玉門関は、何もない砂漠にポツンと現れるのです。考えてみれば、この何もないところは、その昔、盛んなところであったようです。疏勅川(ソロクガワ)が近くにあり、交通の手段であったころがあったようです。
今では、その当時の面影は全くありません。

何もない砂漠にいきなり現れる
これが2大関所の「玉門関」
簡体字で「玉門関」
高台から川の方を見たパノラマ(1)
高台から川の方を見たパノラマ(2)
高台から川の方を見たパノラマ(3)
高台から玉門関を見たパノラマ
写っている馬は、地元住民による外貨稼ぎの商い中
この関の別名が「小方盤城」
この関を通過すると、そこから先は西域。
壁の厚みは、基礎で約3メートル
よくぞ自然の風化に耐えてきてくれました。
しっかりと、見届けました。
水辺に水鳥が生息しています
保護区のようです。

確認はできませんでしたが、
塩分濃度は高いみたいです。
崩壊した烽火台の上で記念撮影
羊の放牧。何を食べているのかは不思議です。
日干しレンガの納屋




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