甘粛省敦煌(トンコウ)DUNHUANG 周辺
西千仏洞
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敦煌の大目玉「莫高窟」を紹介する前に、もう一か所立ち寄ります。
そこが「西千仏洞」です。あまり知られておりませんが、「莫高窟」はこの西千仏洞を含んだ総称なのです。
トルファンのベゼクリク千仏洞と同じような、小さな川に面した絶壁に作られております。歴史も工法もそれなりに古いのですが、残念ながら洪水や浸食により、その状態はかなり悪い。歴史的のも、洞内の時代時代の修復が、本来とはあまりに異なってしまっているのも「悪い状態」に入ります。
敦煌市の西方約35kmの党河の北岸壁に開削された石窟で、莫高窟の西に位置するところから西千仏洞
と呼ばれるようになりました。北岸に沿って約200mにわたって開削され、北魏(386−534)から唐(618−907)に作られたもので、22の石窟が現存しています。そのうち、莫高窟と同系列様式の壁画は同じ絵師/作者による作ともいわれています。
敦煌莫高窟は1991年にユネスコから世界文化遺産として指定登録されています。
なお、本体の莫高窟と同様に、この西千仏洞でも、洞内では一切の写真撮影は禁止なので、入り口でカメラは全て預けなければならいため、内部写真はありません。
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砂漠の真ん中に
「西千仏洞」の案内板 |
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ポプラの木々がその場所を教える |
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駐車場から階段を下りる。
ポロポロの砂/石に注目 |
鉄柵門が外門。 |
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階段は整備されていますが、
それ以外のところでは、崖の崩落は続いています。 |
なんと、門番で警備員は迷彩服の軍人さん。
ここでカメラ類を預けなければならない。 |
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厳重に監視カメラ付きの構え。
ここから先が石窟。 |
中では写せないので、左の写真に写っている
監視カメラの壁の右側へ手を伸ばし
皆さんにお見せできるように決死の一枚。
石窟の数は少ない。 |
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これ以上は写真でお見せできないので、このページはここまでです。 |
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