甘粛省敦煌(トンコウ)DUNHUANG
市外散策
鳴沙山と月牙泉(1)
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敦煌の砂は美しい。中でも、それでできている「鳴沙山」(メイサザン)は敦煌景色のシンボルともいえましょう。
鳴沙山は別名「神沙山」や「沙角山」とも知られております。敦煌市の西南約5kmに位置し、南北へ幅20km、最高標高は1715mです。砂の美しさには秘密があり、赤、黄、橙(ダイダイ)、白、と黒の5色の細粒なのです。
鳴沙山の名前の由来は、高所から滑り降りると、雷のような音がする処から付いたとのことです。
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鳴沙山の東端には敦煌莫高窟の岩盤頂上があり、そこから東西の長さが40kmあり、西端は党河の河口となります。
この鳴沙山には不思議な存在があります。
それは、この砂地に1100年もの間、涸れずに残ってきた「月牙泉」という湖です。その形が三日月に似ているので中国語の「月牙」。観光地になっており、湖畔までラクダに揺られながら行くことができます。この月牙泉は周囲を小高い砂丘に囲まれているので、元気のある方は、是非とも頂上まで徒歩で上がる価値があります。登山は有料ですが、別途料金で下りは砂滑りができますので、これもにも挑戦してみてください。言うまでもなく、砂まみれになりますので、心構えと完全防砂で望んでください。
尚、皆さんにお見せできるようにカメラは持って上がりましたが、砂が細粒なので、賢明ではありません。どうしても持っていかれるのでしたら、食料冷凍用フリーザーバッグなどに二重にして持参し、写し終わったら即座に密閉するようにお勧めいたします。
ブロアーブラシ(写真用刷毛付きフイゴ)は必携です。
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鳴沙山 月牙泉 − 中国観光名所の証 |
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入り口
いきなり砂丘 |
お好きな方のために、エンジン付き
ハンググライダーがありました。
上からの景色は堪らないはずです!
(私はパスします・・・) |
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ラクダさんに乗って湖畔まで |
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右側に三日月方の「月牙泉」
中央は、後から造られたお寺 |
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つづく |