山本住職のシルクロード体験記
第2章 (第5部)
新疆ウイグル自治区 吐魯番(トルファン)」(12)
(現地 2005年6月5日)
火焔山と柏孜克里克(ベゼクリク)千仏洞




「シルクロード」天山北路の烏魯木斉(ウルムチ)から天山の東南側へ
抜けると新疆ウイグル自治区、吐魯番(トルファン)
Turpan
火焔山とベゼクリク千仏洞


  「西遊記」で有名になった「火焔山(かえんざん)」。トルファン市より東へ10km行ったところから始まる全長100km、東西に幅9km、平均の高さ500m山並みです。トルファン盆地の北側になりますのこの山は、最高峰が831mで、あまりにもの暑さで不毛の地であります。赤い砂岩に因る色も、陽差しが弱くても強烈な暑さの印象を与えます。
  この地を散策する者は、靴の底が熱により柔らかくなったことを語られます。
  火焔山の南麓に一本の舗装幹線道路があり、東へ進むと高昌故城とアスターナ古墳や分かれ道で北側へ抜ければ今回ご案内するベゼクリク千仏洞があります。
  ムウトォウ谷は、ムウトォウ川が削り取った渓谷で、火焔山の北麓とは思えないほど緑豊かな谷です。しかし、川岸からそびえ立つ不毛の山肌は、間違えなく火焔山の風景。川の南側の丘の上を通る一本道を進むと、前方に村が見えてくる。それにしても、変な村である。そのはずです。ここは、数年前に中国映画「西遊記」のためにつくられた映画のセットがそのまま観光スポットとなっております。火焔山を背景に撮影したのですから、まさに本物。孫悟空一行の
  そのまま、車を走らせますと、「ベゼクリク千仏洞」の建物郡が、崖に見えてきます。

火焔山: 名実相伴った不毛地帯。

この風景は火焔山の北側。場所はベゼクリク千仏洞の駐車場。
トルファンからの道沿い、枝道に入ったところ。
火焔山南斜面の風景。半端jではない暑さです。

別の観光バスも写真休憩に停車した。
国道をトルファンへ向かって(北)の光景
左奥にオアシスが見えます

縁があれば何かにひかれます
こちらは南方向の光景
植物が生えていないのが確認できます
車窓からの火焔山 ベゼクリク近く
観光用ラクダらしい
ベゼクリクからの一コマ




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